業務システムを組む時に考慮すべき、売上計上のポイント
今回は技術的な話と言うよりは簿記の話です。なぜ簿記の話を書こうと思ったのかというと、システムの設計で「どこまで要件を詰めるか(どこまでがmustでどこからがbetterなものなのか)」を判断する際に、知識として簿記を理解しておくと要件が整理しやすくなると思うからです。まずは簿記の基本的な仕組みをざっと説明しましょう! 簿記ってなに? wikipediaによると下記のものになります。 簿記とは
2021.9.24
今回は技術的な話と言うよりは簿記の話です。なぜ簿記の話を書こうと思ったのかというと、システムの設計で「どこまで要件を詰めるか(どこまでがmustでどこからがbetterなものなのか)」を判断する際に、知識として簿記を理解しておくと要件が整理しやすくなると思うからです。まずは簿記の基本的な仕組みをざっと説明しましょう! 簿記ってなに? wikipediaによると下記のものになります。 簿記とは
2021.9.24
OpenAPI Specification(以下OpenAPI Spec)をAPI仕様書を設計するフォーマットに採用するとき この2つの選択肢があることはご存知でしょうか? コードからOpenAPI Specに準拠したスキーマファイルを生成するコードファースト API仕様書からコードを生成するスキーマファースト 私はAPI仕様書を設計するフォーマットを決めるとき、OpenAPI Specを
サーバの電源管理では、皮相電力(VA)など普段は聞き慣れない言葉が登場します。 電源やUPSを調達する際に「消費電力が足りていればOK」と考えていると思わぬ落とし穴にはまることもあるかもしれません。 今回はそんな電源にまつわる用語について解説します。 なお、この記事では直感的なわかりやすさを優先するため、厳密には正しくない表現がされている場合がありますのでご注意ください。 今回説明する用語
今回は MySQL のプライマリキーに UUID を採用する場合に起きるパフォーマンスの問題を仕組みから解説します。 MySQL(InnoDB) & UUID のパフォーマンスについては各所でさんざん議論・検証されていますが、論理的に解説した記事が少なかったり一部には誤解を招くようなものもあるため、しっかりと理由から理解するための情報として役立つことができればと思っています。 UUID
みなさん元気にシェルスクリプトを書いていますか? 今回は bash で任意のコマンドを非同期実行しつつ、その実行結果を手軽に受け取る方法を紹介します。 よく利用される bash の非同期実行は & をコマンドの最後に付けてバックグランドで実行する方法ですが、以下のような制限や面倒くささがありがちです。 実行結果として簡単に受け取れるのは終了ステータスだけ 実行結果を得たい場合は一時
今回はOracleデータベースの標準機能だけでテーブルのパーティション化とそれに伴うパフォーマンス改善を実現する方法を紹介します。 本来Oracleでテーブルのパーティション化をするためには対応するエディションと追加オプションが必要なので活用できる環境にいる方は多くはなさそうですが、パーティション化自体のメリットは大規模DBだけでなく、中・小規模のDBでもパフォーマンスチューニングの手段として有
業務で「管理表」や「一覧表」を作成する機会は多いですよね。しかし数が増えるとデータを最新に保つのが大変です。 たとえば、弊社ではかつて人の異動やPCの入れ替えがあるたびに「資産管理表」「ソフトウェアライセンス割り当て表」「IPアドレス管理表」など様々なExcelファイルを更新する必要がありました。同じ情報を複数のファイルに同じように書き込む必要があって、運用していくうちに不整合が多発していました。
2021.6.4
今回は社内向けに用意していたOracleにおけるインデックスのキー圧縮(接頭辞圧縮)機能の利用ガイドラインに解説を加えて外部公開します。 この機能はインデックスのパフォーマンス改善に対して効果的な一方でガイドラインがないと適切な利用が難しくもあります。そういった場合はぜひこのガイドラインをそのまま活用していただけたらと思います。 また本稿はインデックス設計についても多分に触れているので、キー圧縮
先日までかかわっていたPJで既存アプリの機能をSpring Bootベースの新規アプリに移植する作業を担当していました。 新規アプリなのでパッケージ構成の検討で色々悩みつつ反省もしつつ、ひとまずは落としどころが見つかったのでその辺りの話をまとめようかと思います。 要件・仕様 弊社の決済事業[Paid]での決済情報登録に関する一部機能を提供できるWebAPIを作成します。 機能の概要は以下の通り
2021.5.25
昔話には生きる上での数多くの教訓が込められています。今回は ごんぎつね からシステム設計・開発について考えてみましょう。 ごんぎつねの話はみなさんもご存じの通り、いたずらを悔いたごんぎつねが人知れず兵十という青年に贈り物を届けるも最後まで気づかれないまま火縄銃で撃たれてしまい、最後に「ごん、お前だったのか」となる話です。 さて、 達人プログラマー という書籍には 契約による設計(Design b
2021.5.17
企業という単位では、コーポレートアイデンティティ(CI)としてアイデンティティの定義がされることは良く見る光景だと思いますが、今期私達は部門でもCI同様のアイデンティティを定義しました。今回はそのことについて書きたいと思います。 部門アイデンティティ設定の背景 なぜ、部門アイデンティティの定義をすることになったか?というと、今期の部門の目標で掲げたからになります。 今期の目標には下記のように理
会議中、雑談中などそれなんだっけ?や、なんとなく分かるけど説明は出来ないといったIT用語ってありませんか? 自分はよくあります! その場で相手に聞ければいいのですがなんか恥ずかしい、間が悪く聞けない なんていうこともありますよね? IT用語といってもかなりの数があるので全てはとてもまとめきれませんが、ここ1年位の間で自分がそれなんだっけ?や曖昧になっているとなった割と常識と思われる用語を簡単にまと
2021.4.30