Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーン 技術戦略部ブログ]

株式会社ラクーン 技術戦略部より、tipsやノウハウなど技術的な話題を発信いたします。

技術雑誌のススメ

こんにちは技術戦略部の釣り人の人です。

新社会人のみなさん。就職おめでとうございます。もちろんラクーンにも新卒生が入社してくれました。嬉しいことにその中には若手エンジニアが2名含まれています。

さて、この時期の新卒若手エンジニアのみなさんは研修期間真只中かと思います。研修が終わると業務が待っています。目の前の業務をこなしつつ、技術を身に付けて先輩エンジニアに追いつくことに精一杯の毎日となるでしょう。
しかし私達が住んでいる「ウェブ業界」は日々新しい技術が生まれては消えていくサイクルがとにかく短いので、せっかく勉強した技術が明日使われなくなったということも珍しくないし、今勉強しているその技術や手法が実は時代遅れだったということもあるかもしれません。技術情報のトレンドを追いかけつつ取捨選択できることもエンジニアには必要なスキルとなります。

そんな無茶なことがよく言われています。

ご安心してください。

いきなり取捨選択なんて出来なくて当然です。

そんな若手エンジニアが情報収集する手段の提案として「技術雑誌を読むこと」をオススメします。

 

技術雑誌の特徴

技術雑誌を読むメリットとなる代表的な特徴を私見として3つあげます。

1.毎年若手エンジニア向けの基本的な技術入門記事が掲載されている。
2.トレンドに沿ったオープンソース系技術の入門記事がある。
3.ウェブ業界で有名な現場エンジニアが現場の事例を紹介する記事がある。

基本的な技術入門記事は時代やトレンドに合わせてブラッシュアップされているので若手エンジニアでなくても発見があり侮れない記事です。知識のアップデートや新人研修のネタとしても使える記事は多いと思います。


技術雑誌の紹介

ラクーンが定期購読している代表的な3冊の技術雑誌の特徴を紹介します。


ウェブ系エンジニアであればとりあえずこの雑誌に目を通しているだけでトレンドとなっている技術情報は入ってきます。ウェブアプリケーションの開発エンジニアに向けた記事の量が多いのですが、インフラエンジニアも参考にできる記事も多いのが特徴です。また現場エンジニアがライターをされている事例紹介もよく掲載されています。


こちらもウェブ系エンジニア向けの雑誌です。WEB+DB PRESSよりもインフラエンジニアに向けた記事が多めなのが特徴です。私が若手だった頃はこちらとUNIX MAGAZINE、UNIX USERの3誌が必読書でした。まだまだ続いてほしい雑誌です。


Windows系の情報が多く、社内情シス部門と呼ばれるエンジニアにも好まれる雑誌です。雑誌タイトルのとおりネットワークに関するインフラエンジニア向けの情報が広く掲載されています。ライトな内容の記事が比較的多いのも特徴です。



特にこの時期は若手エンジニアに向けた記事が多く掲載されているので複数誌に目を通しておくことをオススメします。



情報の収集の方法としては技術雑誌の他にも、「技術専門書」、「ニュース系ウェブサイト」、「Qiitaや有名エンジニア個人のブログやSNS」、「技術勉強会やセミナーイベントへの参加」といったものがあります。

若手エンジニアのみなさんは、是非いろいろと試して自分に合った情報収集や勉強方法を見つけて下さい。


ちなみにラクーンでは「技術サポート制度」というものがあり、各エンジニア毎に年間10万円の補助金が用意されています。そのため毎月数冊の技術雑誌と技術書、数回のイベント参加費を会社に請求してもまだ余りがありそうです。あら素敵。
 

AWS LambdaとAPI Gatewayを利用し、PagerDutyのインシデント発生時にSlackに専用チャンネルを作成する #2

こんにちは、インフラ及びシステム運用を担当している田中です。

前回の記事に引き続き、AWSのAPI Gateway経由でLambdaファンクションを呼び出し、Slackの
APIを叩いて専用チャンネルを作成する手順を説明していきます。

前回の記事ではPagerDutyのWebhookをLambda関数で受け取るところまでご紹介しました。

これからLambda関数内でSlackのAPIをコールするための処理を記述することになります。

簡単なLambda関数を書くだけであれば特に開発環境が必要になるわけではないのですが、少し複雑な処理を行おうとすると外部モジュールが必要になってきたりしますので、まずは開発環境を作ることから始めましょう。

また、開発したコードのアップロードも管理コンソールからのアップロードは面倒ですし、ファイルサイズ等の制限もあります。
そこで、AWS CLIを利用して開発したコードをS3経由でデプロイするようにします。
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現場のシステム開発を体験できる!開発インターンをレポートします

ラクーンのエンジニア石川です。
グループ内の売掛保証システムを担当しています。

弊社では様々なインターンシッププログラムを実施しており、その一環で技術戦略部も開発体験のプログラムを用意しています。
開発体験とはいいつつ内容の幅は広く、ビジネスモデルに関する研修から始まり、データセンター見学や先輩エンジニアとの交流など、様々な経験ができます。

今回は私がメンターを担当した2016年3月に行われたインターン研修についてご紹介します 。

▼メンター石川 / インターン生の尾碕さん / メンター阿部
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どんなことをするのか?

今回インターン生に開発してもらうのは、「売掛保証システムの会員登録画面に新規項目を追加」という案件です。
なんと、実際に本番稼働しているサービスの開発案件を担当してもらいインターン期間中にリリースまで行います。

開発期間が短い上に不具合も許されないのでインターン生も、私たちメンター側も真剣に取り組む必要があり正に生の開発現場を体験できる研修になっています。
また、インターネットで公開されているサービスから案件を選んでいるため、インターン期間後に学校の仲間や家族に見てもらうこともできて、より大きな達成感を感じてもらうことができるんじゃないかと思います。

▼インターンシップのカリキュラム
1日目 : ビジネスモデル研修・システム構成講義 
2日目 : システム開発体験 
3日目 : データセンター見学・自由時間 
4日目 : システム開発体験 
5日目 : リリース・発表・打ち上げ

1日目 : ビジネスモデル研修・システム構成講義

ビジネスモデル研修 

この研修では、弊社代表の小方がラクーンで行っているサービスについて説明します。
後で感想を聞いたところ、普段は馴染みのないビジネスモデルという概念が新鮮で非常に興味深かったようです。

システム構成講義

業務システムの開発にはプログラミングスキルだけでなく、様々な経験と知識が必要です。
そこで、まずは座学で一般的なシステム開発の流れを学んでもらいます。

続いて、携わってもらう売掛保証サイトの紹介と、今回追加したい機能を説明します。
サービスに対して、どんな意味がある機能をどんな流れで実装してリリースするのかを理解してもらいます。
 
▼携わることになるサービスやシステムの説明
写真 (1)

説明が終わったら、次はいよいよ売掛保証サービスの担当者に具体的なヒアリングを行います。

サービス担当者へのヒアリング

ヒアリングでは担当者の頭の中にあるイメージをどれだけ具体化できるのかが重要です。
完成した後に「イメージしていたものと違う!」と、ならないようにお互いの齟齬をなくします。

ヒアリングした要件は下記のようなものでした。
  • 項目名は連絡事項とする
  • 連絡事項を会員登録画面に追加して、入力されたデータは社内の管理画面から閲覧できる
  • 用途を限定せずに汎用的な目的に使えるように自由な文字列で入力できる
  • 入力必須ではない
  • 文字数制限を100文字とする
ヒアリングして分かったのですが、現在は連絡事項の入力ができないので申し込み前後に電話でのやりとりが発生するケースがあるとのこと。また予想外の使い方として、営業担当者が出先でお客様からの依頼を受けて代理登録する際に、社内担当者への業務連絡などにも利用できるようです。

▼ヒアリング時に作成した画面モック
モック

ヒアリングではインターン生も積極的に意見を述べ議論に加わっていました。
現場の意見を聞きながら仕様を策定していく場に参加できたことは貴重な体験になったのではないかと思います。 

2日目 : 開発

2日目、いよいよ開発がスタートします。

事前に用意しておいた開発環境一式で作業にはいります。
使い方の説明が終わったら開発環境上で実際のプログラムを動かしてみます。
ソースコードを自由に書き換えながら動かすことで、フレームワークやシステム構成をより深く理解できたようです。

▼インターン生への説明風景、弊社エンジニアは全員2~3枚のディスプレイをデスクに並べています
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▼最終日に行われたインターン生の発表資料から抜粋。システムをよく理解していることが伺えます。
MVC

3日目 : データーセンター見学・東京見学

3日目はいったんシステム開発をお休みして、午前中にデータセンター見学に行きました。
元々インフラにも興味があったらしく、普段目にすることのない無機質な空間が新鮮だったようです。

そして午後は自由時間です。今回のインターン生は首都県外から来てくれていたので、東京観光を楽しんだようです。
翌日どこに行ったのかを聞いてみたら、かねてから興味のあった秋葉原のボードゲーム専門店に行ってきたのだとか?その実力の程は5日目の打ち上げで発揮されることとなります。
 

4日目 : 開発・テスト

4日目は開発の続きです。今回の案件では、データベースへのカラム追加が必要です。
データベースを使ったことはなかったようですが、簡単な説明をしたら、あとは自分で調べてSQLを使いこなしていたので驚きました。

システムテスト

一通りの開発が完了したので、機能として問題ないかテストを行います。
弊社で利用しているフォーマットに合わせてテスト仕様書を作成してもらいます。
メンター側でテスト仕様書をチェック、足りないテスト項目を追加してもらい、求められている要求に即しているか、プログラムは問題なく動いているか、などをテストしてもらいました。
実装に問題ないことが確認できたら、今度はユーザ部門の担当者に確認してもらいます。
担当者チェックも問題なかったので、あとは5日目のリリースを待つばかりです。

5日目 : リリース・発表・打ち上げ

5日目、最終日です。

リリース

最後の作業となるリリースですが、本番環境の権限の関係で、メンターが作業するのを横で見ていてもらいました。

リリース前に連絡事項がない状態で会員登録フォームを画面に表示してもらいます。
そして、リリース作業の完了後に開いているページを更新してもらった結果、連絡事項が表示されました。
無事リリース完了です!

▼連絡事項が追加されました完成
一通りの作業を完了しました、期間も短く大変だった分、達成感も大きかったと思います。

発表会

インターンの集大成となる発表会です。
事前にメンターと行ったリハーサルでは、上手く話せるか不安がっていましたが、最後までしっかりした発表になりました。

▼リラックスしたムードながらしっかりした発表会となりました
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思いが伝わる良い発表会だったと思います、お疲れさまでした!

打ち上げ

主賓が未成年ということもあり打ち上げはノンアルコールで行いました。
社内のフリースペースを利用してドリンクを持ち寄り乾杯!
メインは人形町今半のすき焼きです。

▼沢山の先輩エンジニアに囲まれて少し緊張気味の滑り出し
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インターン中は忙しくてなかなかコミュニケーションが取れなかったメンバーからも、労いの言葉や発表会の感想などをもらっていました。

そんな中、嬉しいサプライズが!ボードゲーム好きということを聞きつけた先輩からボードゲームのプレゼントがありました。

▼いい笑顔です
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▼お馴染み?のレジスタンス:アヴァロン。詳しくは『レジスタンス:アヴァロン』を遊びやすくするDIY
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この流れで、ボードゲーム部主催でボードゲーム大会を行いました。
「スカル」というゲームです。
 
▼ボードゲーム 「スカル」
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初めてのゲームだったようですが、似たゲームをやったことがあったのか、なんと!優勝していました。

開発実習で疲れきった頭を休めるはずが、よりヒートアップした感もありますが・・・、大変お疲れさまでした。

インターン生の感想まとめ

開発にあたって工夫した点・苦労した点
  • MVCモデルを教えて貰った後、そのソースコードを詳しく見て、次回に変更する点や、編集するファイルを考えていました。
  • MySQLやOracleなどのDBは今まで触れたことがなかったため、操作に苦労しました。
  • 単体テストの時に、一部のブラウザでは問題なく動作したはずが別のブラウザだと動作しない不具合が起こってしまい、様々な動作環境でテストすることの大切さを学びました。
システム開発体験をして
  • 実際に社内の雰囲気を感じながら社員の方と同じように作業したのは、とてもいい経験になりました。
  • 自分が作ったものが社会に出ていることが実感できるのは強いやりがいを感じました。
  • なぜ「このようにしたのか」「別の方法の方がいいのではないか」と疑問に思ったことを聞くと、「このようにした理由」「開発するにあたって考えるといい点」など、授業では学べないことを知ることができました。
5日間を通して

今回私は、5日間でのシステム開発の体験をさせて頂きました。
社員さんと一緒の現場で開発や、データセンターの見学、社員の方の経験談を聞くなど様々な経験を得ることができました。
今回の経験を、これから就職活動などで是非活かしたいです。
 

最後に

ラクーンにおける開発インターンの良い所をご紹介!

実戦経験
実際に業務に参加してもらうことで、自分が学んでいる技術が社会でどんなふうに利用されているのかわかる。

スキルアップ
現場で活躍する先輩エンジニアから、実践で役立つノウハウを学ぶことができます。
 
職場の雰囲気を体感できる
周囲にいる社員の発言や動き、時間の過ごし方なども観察することができ、職場の雰囲気を肌で感じることができます!

以上、ラクーン技術部のインターンシップの紹介でした。 
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