広告タグを整理してWebサイトのパフォーマンスを改善した話
今回は私自身が半年にわたって弊社の運営する仕入れのECサイトスーパーデリバリーで利用している各種Web広告サービスの仕組みを調査・理解して、手段を考えて、そして改善を行った成果とそのノウハウを共有します。 まず何が問題だったかというと、Web広告サービスにはGoogle広告・Facebook広告・Yahoo広告など広告サービスは多数ありますが、それらを有効に活用するには各サービスが提供している専
今回は私自身が半年にわたって弊社の運営する仕入れのECサイトスーパーデリバリーで利用している各種Web広告サービスの仕組みを調査・理解して、手段を考えて、そして改善を行った成果とそのノウハウを共有します。 まず何が問題だったかというと、Web広告サービスにはGoogle広告・Facebook広告・Yahoo広告など広告サービスは多数ありますが、それらを有効に活用するには各サービスが提供している専
今回は GA4 でサイトの速度を記録 して分析する方法を紹介します。 ウェブサイトのパフォーマンス監視にはサーバー側でログに記録しやすいバックエンドの応答速度がよく利用されます。しかし昨今のウェブサイトはフロントエンドの比重が拡大しているので バックエンドの応答速度だけでは利用者の体感速度を正しく表していない という問題があります。 2023年7月終了予定のユニバーサルアナリティクス(UA)に
今回は MySQL のプライマリキーに UUID を採用する場合に起きるパフォーマンスの問題を仕組みから解説します。 MySQL(InnoDB) & UUID のパフォーマンスについては各所でさんざん議論・検証されていますが、論理的に解説した記事が少なかったり一部には誤解を招くようなものもあるため、しっかりと理由から理解するための情報として役立つことができればと思っています。 UUID
今回はOracleデータベースの標準機能だけでテーブルのパーティション化とそれに伴うパフォーマンス改善を実現する方法を紹介します。 本来Oracleでテーブルのパーティション化をするためには対応するエディションと追加オプションが必要なので活用できる環境にいる方は多くはなさそうですが、パーティション化自体のメリットは大規模DBだけでなく、中・小規模のDBでもパフォーマンスチューニングの手段として有
今回は社内向けに用意していたOracleにおけるインデックスのキー圧縮(接頭辞圧縮)機能の利用ガイドラインに解説を加えて外部公開します。 この機能はインデックスのパフォーマンス改善に対して効果的な一方でガイドラインがないと適切な利用が難しくもあります。そういった場合はぜひこのガイドラインをそのまま活用していただけたらと思います。 また本稿はインデックス設計についても多分に触れているので、キー圧縮
日頃からSQLチューニングの機会があってそれなりに得意としているのに、それでもなぜかパフォーマンスがでないSQLに悩んだ経験はありませんか? 謎の遅い現象は特に大規模データベースになってくると発生しがちなのですが、速い場合も遅い場合も必ず理由があります。そこで本記事ではデータベースのチューニングにおいて意外と見落とされがちなローレベルな部分に着目して、さらに一歩上のパフォーマンスチューニングに必要
本稿はWebパフォーマンス Advent Calendar 2019の13日目に参加させていただきました。 フロントエンドのパフォーマンスチューニングのシリーズ記事で、今回は2種類のプリロード機能に焦点を当ててリソース読み込みの最適化について解説します。 はじめに まずはブラウザが持つ2種類のプリロード機能をおさらいしましょう。 1つ目はHTMLの仕様として定義されている <link
2019.12.12
弊社テクニカルディレクターの羽山が『Software Design』10月号の特集記事を執筆させていただいたご縁で、 技術評論社様にもご協力いただき開催となったこの企画。 多数の方にご参加いただき、無事開催することができました。 登壇者の皆様、技術評論社の中田さん、 忙しい中参加していただいた皆様、ありがとうございました! 左から合同会社レッドボックスの小川さん、スパイスファクトリー株式会
2019.10.2
本日発売のSoftware Design 2019年10月号に私の執筆した記事が掲載されました。 進化の激しいフロントエンドの分野で、パフォーマンスに焦点をあてた特集記事「“速い” Webアプリケーションの作り方[フロントエンド編]」の第2章を担当しています。 フロントエンドのきらびやかさからはあえて一歩離れ、DOM/CSSOMの構築やレンダリングブロックの観点から、ブラウザの動作の仕
2019.9.18
2019/9/26(木)に『Software Design』誌とのコラボ企画で、『"速い"Webアプリケーションの作り方』イベントを開催します。 技術評論社さんの定期刊行雑誌『Software Design』。会社や個人で購読している方も多いのではないでしょうか? こちらの2019年10月号の特集 『"速い"Webアプリケーションの作り方(フロントエンド編)』 への弊社エンジニアの寄稿のご縁
今回はウェブシステムにおけるフロントエンドのパフォーマンスの話です。 皆様はウェブのパフォーマンスを気にしていますか? おそらく大抵の方はSQLのチューニングやロジックの改良などをした経験があるのではないでしょうか? しかしプログラムをチューニングしても、期待ほどはページ表示速度が改善しなかったことはありませんか? 昨今のウェブサイトは大量のCSS/Javascriptファイルで構成されている
こんにちは!はんだです。 今日はDNSサーバの可用性向上についてのエントリです。 DNSサーバの障害時の影響を防ぐ方法として、 単純にDNSサーバを複数設置して/etc/resolv.confに記入するという方法がありますが、 その方法には、タイムアウトの待ち時間という落とし穴があります。 /etc/resolv.conf nameserver 192.168.0.11