PL/SQL と Spring Data JPA で学ぶ Oracle の IDENTITY 列
Oracle Database で自動採番といえば、SEQUENCE を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。Oracle Database 12c で追加された IDENTITY 列は、ISO の SQL 標準に対応し、SEQUENCE と同様に自動採番を実現してくれる機能です。Oracle Database 23ai がリリースされた現在、IDENTITY 列は各種ツールやライブラリなどで

Oracle Database で自動採番といえば、SEQUENCE を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。Oracle Database 12c で追加された IDENTITY 列は、ISO の SQL 標準に対応し、SEQUENCE と同様に自動採番を実現してくれる機能です。Oracle Database 23ai がリリースされた現在、IDENTITY 列は各種ツールやライブラリなどで
最近データ移行の仕事をする機会があり、その調査の中で見つけた、Oracle Databaseで手軽に柔軟にデータ登録する方法を紹介したいと思います。 具体的には、Oracle SQL Developerコマンドラインと呼ばれる、Oracle SQLcl(以降、SQLcl)でJavaScriptを利用した方法です。 SQLclは依存関係が少なく比較的導入が簡単で、利用プログラマが多いJavaScri
2022.4.5
今回はOracleデータベースの標準機能だけでテーブルのパーティション化とそれに伴うパフォーマンス改善を実現する方法を紹介します。 本来Oracleでテーブルのパーティション化をするためには対応するエディションと追加オプションが必要なので活用できる環境にいる方は多くはなさそうですが、パーティション化自体のメリットは大規模DBだけでなく、中・小規模のDBでもパフォーマンスチューニングの手段として有
今回は社内向けに用意していたOracleにおけるインデックスのキー圧縮(接頭辞圧縮)機能の利用ガイドラインに解説を加えて外部公開します。 この機能はインデックスのパフォーマンス改善に対して効果的な一方でガイドラインがないと適切な利用が難しくもあります。そういった場合はぜひこのガイドラインをそのまま活用していただけたらと思います。 また本稿はインデックス設計についても多分に触れているので、キー圧縮
日頃からSQLチューニングの機会があってそれなりに得意としているのに、それでもなぜかパフォーマンスがでないSQLに悩んだ経験はありませんか? 謎の遅い現象は特に大規模データベースになってくると発生しがちなのですが、速い場合も遅い場合も必ず理由があります。そこで本記事ではデータベースのチューニングにおいて意外と見落とされがちなローレベルな部分に着目して、さらに一歩上のパフォーマンスチューニングに必要