RACCOON TECH BLOG

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現場のシステム開発を体験できる!開発インターンをレポートします

ラクーンのエンジニア石川です。
グループ内の売掛保証システムを担当しています。

弊社では様々なインターンシッププログラムを実施しており、その一環で技術戦略部も開発体験のプログラムを用意しています。
開発体験とはいいつつ内容の幅は広く、ビジネスモデルに関する研修から始まり、データセンター見学や先輩エンジニアとの交流など、様々な経験ができます。

今回は私がメンターを担当した2016年3月に行われたインターン研修についてご紹介します 。

▼メンター石川 / インターン生の尾碕さん / メンター阿部
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どんなことをするのか?

今回インターン生に開発してもらうのは、「売掛保証システムの会員登録画面に新規項目を追加」という案件です。
なんと、実際に本番稼働しているサービスの開発案件を担当してもらいインターン期間中にリリースまで行います。

開発期間が短い上に不具合も許されないのでインターン生も、私たちメンター側も真剣に取り組む必要があり正に生の開発現場を体験できる研修になっています。
また、インターネットで公開されているサービスから案件を選んでいるため、インターン期間後に学校の仲間や家族に見てもらうこともできて、より大きな達成感を感じてもらうことができるんじゃないかと思います。

▼インターンシップのカリキュラム
1日目 : ビジネスモデル研修・システム構成講義 
2日目 : システム開発体験 
3日目 : データセンター見学・自由時間 
4日目 : システム開発体験 
5日目 : リリース・発表・打ち上げ

1日目 : ビジネスモデル研修・システム構成講義

ビジネスモデル研修 

この研修では、弊社代表の小方がラクーンで行っているサービスについて説明します。
後で感想を聞いたところ、普段は馴染みのないビジネスモデルという概念が新鮮で非常に興味深かったようです。

システム構成講義

業務システムの開発にはプログラミングスキルだけでなく、様々な経験と知識が必要です。
そこで、まずは座学で一般的なシステム開発の流れを学んでもらいます。

続いて、携わってもらう売掛保証サイトの紹介と、今回追加したい機能を説明します。
サービスに対して、どんな意味がある機能をどんな流れで実装してリリースするのかを理解してもらいます。
 
▼携わることになるサービスやシステムの説明

写真 (1)

説明が終わったら、次はいよいよ売掛保証サービスの担当者に具体的なヒアリングを行います。

サービス担当者へのヒアリング

ヒアリングでは担当者の頭の中にあるイメージをどれだけ具体化できるのかが重要です。
完成した後に「イメージしていたものと違う!」と、ならないようにお互いの齟齬をなくします。

ヒアリングした要件は下記のようなものでした。

  • 項目名は連絡事項とする
  • 連絡事項を会員登録画面に追加して、入力されたデータは社内の管理画面から閲覧できる
  • 用途を限定せずに汎用的な目的に使えるように自由な文字列で入力できる
  • 入力必須ではない
  • 文字数制限を100文字とする

ヒアリングして分かったのですが、現在は連絡事項の入力ができないので申し込み前後に電話でのやりとりが発生するケースがあるとのこと。また予想外の使い方として、営業担当者が出先でお客様からの依頼を受けて代理登録する際に、社内担当者への業務連絡などにも利用できるようです。

▼ヒアリング時に作成した画面モック

モック

ヒアリングではインターン生も積極的に意見を述べ議論に加わっていました。
現場の意見を聞きながら仕様を策定していく場に参加できたことは貴重な体験になったのではないかと思います。 

2日目 : 開発

2日目、いよいよ開発がスタートします。

事前に用意しておいた開発環境一式で作業にはいります。
使い方の説明が終わったら開発環境上で実際のプログラムを動かしてみます。
ソースコードを自由に書き換えながら動かすことで、フレームワークやシステム構成をより深く理解できたようです。

▼インターン生への説明風景、弊社エンジニアは全員2~3枚のディスプレイをデスクに並べています
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▼最終日に行われたインターン生の発表資料から抜粋。システムをよく理解していることが伺えます。
MVC

3日目 : データーセンター見学・東京見学

3日目はいったんシステム開発をお休みして、午前中にデータセンター見学に行きました。
元々インフラにも興味があったらしく、普段目にすることのない無機質な空間が新鮮だったようです。

そして午後は自由時間です。今回のインターン生は首都県外から来てくれていたので、東京観光を楽しんだようです。
翌日どこに行ったのかを聞いてみたら、かねてから興味のあった秋葉原のボードゲーム専門店に行ってきたのだとか?その実力の程は5日目の打ち上げで発揮されることとなります。

 

4日目 : 開発・テスト

4日目は開発の続きです。今回の案件では、データベースへのカラム追加が必要です。
データベースを使ったことはなかったようですが、簡単な説明をしたら、あとは自分で調べてSQLを使いこなしていたので驚きました。

システムテスト

一通りの開発が完了したので、機能として問題ないかテストを行います。
弊社で利用しているフォーマットに合わせてテスト仕様書を作成してもらいます。
メンター側でテスト仕様書をチェック、足りないテスト項目を追加してもらい、求められている要求に即しているか、プログラムは問題なく動いているか、などをテストしてもらいました。
実装に問題ないことが確認できたら、今度はユーザ部門の担当者に確認してもらいます。
担当者チェックも問題なかったので、あとは5日目のリリースを待つばかりです。

5日目 : リリース・発表・打ち上げ

5日目、最終日です。

リリース

最後の作業となるリリースですが、本番環境の権限の関係で、メンターが作業するのを横で見ていてもらいました。

リリース前に連絡事項がない状態で会員登録フォームを画面に表示してもらいます。
そして、リリース作業の完了後に開いているページを更新してもらった結果、連絡事項が表示されました。
無事リリース完了です!

▼連絡事項が追加されました完成
一通りの作業を完了しました、期間も短く大変だった分、達成感も大きかったと思います。

発表会

インターンの集大成となる発表会です。
事前にメンターと行ったリハーサルでは、上手く話せるか不安がっていましたが、最後までしっかりした発表になりました。

▼リラックスしたムードながらしっかりした発表会となりました
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思いが伝わる良い発表会だったと思います、お疲れさまでした!

打ち上げ

主賓が未成年ということもあり打ち上げはノンアルコールで行いました。
社内のフリースペースを利用してドリンクを持ち寄り乾杯!
メインは人形町今半のすき焼きです。

▼沢山の先輩エンジニアに囲まれて少し緊張気味の滑り出し
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インターン中は忙しくてなかなかコミュニケーションが取れなかったメンバーからも、労いの言葉や発表会の感想などをもらっていました。

そんな中、嬉しいサプライズが!ボードゲーム好きということを聞きつけた先輩からボードゲームのプレゼントがありました。

▼いい笑顔です
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▼お馴染み?のレジスタンス:アヴァロン。詳しくは『レジスタンス:アヴァロン』を遊びやすくするDIY
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この流れで、ボードゲーム部主催でボードゲーム大会を行いました。
「スカル」というゲームです。
 
▼ボードゲーム 「スカル」
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初めてのゲームだったようですが、似たゲームをやったことがあったのか、なんと!優勝していました。

開発実習で疲れきった頭を休めるはずが、よりヒートアップした感もありますが・・・、大変お疲れさまでした。

インターン生の感想まとめ

開発にあたって工夫した点・苦労した点

システム開発体験をして

5日間を通して

今回私は、5日間でのシステム開発の体験をさせて頂きました。
社員さんと一緒の現場で開発や、データセンターの見学、社員の方の経験談を聞くなど様々な経験を得ることができました。
今回の経験を、これから就職活動などで是非活かしたいです。

 

最後に

ラクーンにおける開発インターンの良い所をご紹介!

実戦経験

実際に業務に参加してもらうことで、自分が学んでいる技術が社会でどんなふうに利用されているのかわかる。

スキルアップ

現場で活躍する先輩エンジニアから、実践で役立つノウハウを学ぶことができます。
 

職場の雰囲気を体感できる

周囲にいる社員の発言や動き、時間の過ごし方なども観察することができ、職場の雰囲気を肌で感じることができます!

以上、ラクーン技術部のインターンシップの紹介でした。 

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