RACCOON TECH BLOG

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開発合宿でミッション性のある開発を!@湯河原温泉 おんやど恵

こんにちは、たむらです。
今回は「ラクーンでも開発合宿をやってみよう!」というノリと勢いで開発合宿に行ってきたことのレポートになります。

開発合宿の目的

”ノリと勢い”とはいえ、勿論目的はあります。決して温泉に浸かりたいとか、美味しいものが食べたいとか、たまには旅行したいよねとかそんなことだけ思ってるわけではありません!

1. いつもと違う環境で思う存分目的の開発に打ち込む

弊社はサービスの保守をしつつ新規機能や新規サービスの企画や開発を行っています。そのため状況にもよりますが急ぎの依頼や調査で割込みが入ることもしばしば。
そんな時に環境的に隔離された場所で一つの開発に集中して専念できることはフラストレーションを感じず高い生産性で開発できることが期待できます。

2. まさにプロジェクト!高いミッション性のある状況での開発体験

プロジェクトという言葉の定義は、”ある目的を達成するための有期限の活動”であるといいます。弊社は自社サービスを運営していることもあり、スケジュールもフレキシブルに変えていけるため、無理なスケジュールを引かないメリットもありますが、ともすればプロジェクトの有期限が曖昧になってしまう部分もあります。
その意味において、開発合宿で何かを開発するとするならば、まさにプロジェクトそのものだと思いませんか?

3. 達成感や楽しさを感じれる機会を作る

例えば、高校の文化祭でギリギリまで準備している状況や、痛い肩を感じながらもみんなでお神輿を担いでいるような状況って、辛さを超えた楽しさがあるのではないかと思っています。そしてそのちょっとした辛さがスパイスとなり、終わったときの達成感が大きくなるのではないでしょうか。仕事で行う開発も楽しいばかりのものではないと思いますが、「創ること」は本来とっても楽しく面白いものです。上記に挙げたプロジェクトという環境や、仲間と何かを成し遂げるという経験はきっと本来の楽しさを改めて感じることに繋がるのではないかと思えます。

そんな訳で開発合宿です!

というわけで2泊3日で5名で行ってきました。場所は湯河原温泉の おんやど恵 さん。開発合宿のプランもある素敵なお宿です。

こちらがおんやど恵さん。湯河原温泉の好立地にあります!

昼から会議室を利用でき・・・

広々した会議室

設備も諸々揃っていて何から何まで整っています。まさに開発合宿にうってつけです!!

こんなのまで頂きました!凄い!!

宿の本棚には「ソフトウェアファースト」まで早々に置いてあるという素晴らしさ!

深夜まで開発して、疲れたら温泉や足湯につかれるし、隣はコンビニなので夜食やエナジードリンクなんかも調達可能!(ちなみにお宿の自販機にもレッドブルなどが普通に売っていますw)

足湯に入りつつ本を読んだり、開発したり・・・

「あ~~~ずっとここで開発しててぇなぁ~~~」

で、何をしたの?

今回は、私が開発案件オーナーとなり、開発メンバーの4名に以下の依頼をしました。

勿論、リリースすることが要件に入っているので、価値のあるものを作ってもらうことが非記載要件としてあります。
そして、このオーダーに即して、メンバーに何を作るか?の検討から企画してもらいました。

初日

初日は、移動車中で企画~ブレストを行いつつ、宿についてから開発するものの詳細を詰めました。
モブプロで開発を進めましたが、最初は環境構築や個々人の環境差異によるオーバーヘッドでやや進捗が滞りました。

開発開始!

そしてあっという間に夕食の時間。

夕食。とっても美味しい料理でした。

結局、夕食後も開発!(まぁここは醍醐味かもしれませんね)
徐々にペースが上がってきて、日をまたぐ頃に初日に予定していた分の開発が完了しました。結局初日は丑三つ時手前位まで開発していました。

2日目

朝7時に起床して、風呂に入り美味しい朝食をいただきました。

ボリュームある朝食。当然、美味しい。

そして、食べたらすぐ開発へ。凄いですよね、この時間効率!会議室は滞在中ずっと専有で使えるのですぐに昨日の続きに取りかかれました。

今日は一日開発です!

既にいい時間になり、変なテンションになってきている人たち

最終日

結局、2日目は明け方近くまで開発しているメンバーも居たようです。本当にお疲れ様です。。
無理のない範囲で開発が終えられて、夕飯で乾杯できるくらいを目指してはいたのですが、思うようにいかない部分とスケジューリングの面で甘い部分がありました。今後のやり方の課題ですね。

最終日は昼の12時迄会議室が使えるので、11時迄にできる限り開発を進め、11時からは開発合宿の振返りを行いました。

実施したKPT

結局、ややテストが未消化にはなってしまいましたが、作りたい機能は概ね完成させることができました。

開発合宿を終えて

目的に挙げていた部分は、実感として達成できたのではないかと感じています。やはり、環境が変わり、一つのことに注力できることは貴重であり価値あるものでした。また、メンバーと寝食を共にして開発に没頭することはチームビルディングや仲間意識を高めるのにも有効だと思います。
この様な取り組みをうまく取り入れることでもっと楽しく仕事ができる環境ができればいいですね!

ちなみに、振返りのKPTでも環境が良かった!という意見が多数でした。温泉というギミックもいい感じでリフレッシュと気分の高揚をもたらしてくれるので、開発合宿する際には温泉宿で実施するのはオススメかもしれません。個人的にはキャンプも好きなので、 温泉✕キャンプ✕開発合宿 とか妄想するとめっちゃ昂っちゃいます!次、何やろうかな~~

それでは、良い開発合宿ライフを!!

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