面白そう!から始める。私なりのデザインの引き出しの増やし方
こんにちは!デザイナーのノセです。
私はインハウスデザイナーとして働く中で、LPやバナーなどをはじめビジュアルデザイン、UIデザインに関わる機会が多くあります。
制作するものによって求められる世界観や表現はさまざまで、特に商品の魅力を伝えるページではその商品に合ったデザインを考える必要があります。
そんなとき、最近のデザイントレンドを追ったり、業界のニュースを見たりすることもありますが、
振り返ってみると、このところの私は「面白そう」と思ったものをとりあえず触ってみることが増えていることに気付きました!
今回は、そんな私が実践していることをいくつか紹介してみます。
Figmaの「とりあえず触る」は結構大事
普段のデザイン業務では基本的にFigmaを使用しています。
Webデザインのための機能が豊富で、β版の機能もどんどん追加されていきますが、それ故に更新スピードについていくのが大変だと感じる方もいるのではないでしょうか。
私が本格的にFigmaを使い始めたのは今から1年ほど前です。
当時の私はまさに「全部追いかけるのは無理では…?」と思っていました。
それでも、少しずつ業務に慣れていく中で、気になった新機能やプラグインを試すようになりました。
理由はシンプルで「Figmaを使いこなせたらカッコいいかも」と思ったからです。
新機能やプラグインは、制作スピードが上がったり、デザインの仕様管理がしやすくなったりと、業務の中で活躍する場面が多くあります。
その中でも特に便利だと感じているのが「アノテーション機能」です。自分用に仕様のメモをするのはもちろん、マークアップ担当者にお渡しする際にも便利です。
また、エフェクト系では、β版として公開されている「Chromatic Metal」も面白いなと思っています。
▼アノテーション機能を使ってみた例

▼Chromatic Metalで作ったオブジェクト

特にエフェクト系の機能を触っていると、
- 生成AI→細かい調整が難しい
- IllustratorやPhotoshop→少し手間がかかる
というところを、Figmaがちょうどよくカバーしてくれているように感じます。
何よりFigmaは動作が軽いのと、ものによってはツールをまたがずFigma一本で完結できる点が嬉しいです。
最近はエフェクト系の機能を試す専用のキャンバスを作り、気になったものを触ってまとめるようにしています。
そうやって表現や制作方法の選択肢を少しずつ増やしていくことが、結果的に自分の引き出しにつながっている気がしています。
ひとりで作るけど、ひとりで考えない
少し仕事の話から離れますが、
私は趣味で絵を描いたり、手芸をしたり、何かを作ったりすることが好きです。
完全に自分の好きなものを軸として何かを作っていると、「自分の世界観はそのままに、もう少し違うアイディアが欲しい」と思うことがあります。
そんなとき、AIを壁打ち相手として使うことがあります。
例えば、ラフを見せて
「こんな方向性のデザインだけど、なんとなくしっくりこない」
と相談してみます。
かなりあやふやですが、ツッコミを入れてもらったり何か提案をされた際に
それをきっかけに「じゃあ、こういうのもありかも!」と、解決策が生まれたりします。
AIに完成品を作ってもらうのではなくて、少しだけ違う視点からコメントをくれる相手として付き合っています。
ものづくりはこれまで通り自分の手で進めていますが、行き詰まったときに新しい視点をもらえることで
「そういう考えもあるのか」と発想の幅が広がることがあります。
知らない文化のクリエイティブに触れる
ここ1年で海外サイトを覗くことも増えました。
以前は言語の壁を感じていましたが、翻訳機能の精度が上がったことで、気軽に海外のサービスやサイトを覗けるようになりました。
海外サイトには、日本ではあまり見かけない大胆なレイアウトや表現、サービス設計がありとても興味深いです。
そんな中で、少し前にBandcampというサイトで良いユーザー体験ができました。
アメリカ発祥の音楽配信プラットフォームで、バンド好きの方はもしかするとご存知かもしれません。
もともと存在は知っていましたが、実際に使ってみると、音楽を探す体験そのものがとても心地よいと感じました。
試聴しながら気になる音楽をシームレスに探せて、ファーストビュー(FV)では世界中で今この瞬間リリースされている曲が次々と表示されています。
アカウントを作ると、全く知らない国のアーティストの情報も届くようになります。
もともとはデザインやUXの参考として見始めたのですが、気づけばサービスそのものが好きになっていて、ついにはCDまで購入していました。(笑)
デザインの勉強のために偶然訪れたサイトでしたが、いつの間にか一人のユーザーとしてサービスを楽しんでいました。
そんな体験もまた、アイディアの引き出しを増やしてくれる気がしています。
「面白そう」を大切にしたい
仕事に役立てようと思って何かを始めると、つい「ちゃんと勉強しなきゃ」と力が入りすぎてしまいます。
もちろん仕事に役立つかどうかは大切です。
しかし、同じくらい
「面白そうだから触ってみる」
という気持ちも大切だと考えています。
そうやって楽しみながら集めたものが、仕事でデザイン制作する際のアイディアや、自身の表現の引き出しにつながってくれたらいいなと思います。
今後もこの感覚を大切にしながら、自分なりの方法で引き出しを増やしていきたいと思います。
さいごに
ラクーンホールディングスでは、デザイナー・エンジニアを募集しています。
新卒・中途のメンバーでも「面白そう、チャレンジしてみよう!」という試行錯誤が歓迎される環境です。
興味を持っていただけましたら、ぜひご応募ください!






