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ロゴにガイドラインは必要?ガイドライン制作メリットの話

デザイン戦略部のスエノです。

弊社でよくロゴ制作を担当するので、ロゴと一緒に制作する「ロゴガイドライン」のメリットについてお話したいと思います。

ロゴガイドラインとは

簡単に言うと、ロゴを制作する際に併せて作るロゴの説明書です。ロゴの製作者、もしくはロゴを提供する側・される側に立った事がある方なら、以下のようなガイドラインを一度は目にしたことがあるのでは。

内容は企業によって様々ですが、このロゴガイドラインでは規定カラーや最小使用サイズ、加工や変更の仕様についてを記載しています。もっと広く、デザインシステムやブランドガイドラインの一部として公開している企業も増えてきました。
ロゴはただのオブジェクトではなく、その企業・商品・サービスのブランドの顔でもあります。制作後はあらゆる媒体で使用されるので、どの媒体で使用されても最適に機能し、ブランディングが成功するようコントロールする必要があります。そのための手段がロゴガイドラインです。

ガイドライン制作のメリット

大きく2つのメリットがあります。

1.多くの使用者とコミュニケーションがとれる

ブランドの顔であるロゴは、想像以上に様々なシーンで使用されています。例えば自社の印刷物には必ず掲載されますし、webやノベルティでも使用されます。社内だけではなく社外でも、共催セミナー・採用活動など他企業と協力するイベントでは必ずロゴの提供を求められます。
そんな他企業向けに、ロゴガイドラインを付けずロゴのみ提供するとどうなるでしょうか。ルールが白紙のロゴは、どう使うかの判断を使用者に委ねているも同然です。提供者と使用者の認識のズレが発生し、時に想定外のかたちで使用されるでしょう。この"想定外のかたち"が積み重なることで、ブランディングの一貫性を阻害していきます。
対してロゴガイドラインを付けて提供した場合、「こういうコンセプトがあるので、こう使用してください」と明確に意思を伝えることができます。
この「使用者に意思を伝え、コミュニケーションがとれる」という点が一番のメリットです。

2.「想定外のかたち」での使用を抑制できる

メリット1で出てきた「想定外のかたち」これを抑制できるのも大きなメリットといえます。

例えば、以下のように枠ぎりぎりまでロゴを配置した使用は、ブランドの世界観にそぐわない可能性があります。ロゴまわりに余白が無いとプロポーションが損なわれ、直観的にロゴのシルエットがわかりづらくなり認知が遅くなります。製作者なら、なるべく余白を確保した掲載を望みますよね。
ロゴガイドラインでアイソレーション規定を記載しておけば、ガイドライン無しで起こり得る想定外をあらかじめ抑制することができます。


アイソレーション?

アイソレーションとは余白(ホワイトスペース)のことで、以下ガイドラインではロゴの周囲の余白をどう考えるかが記してあります。余白をpxやmmや%などの値で指定するとロゴがサイズ変化した際に余白が大きすぎたり小さすぎたりするので、サイズ変化にも対応できるよう、値ではなく「raccoonの"o"の大きさ分周囲に余白をとる」と指定しています。

他にもアイソレーションを指定しないことで多くの想定外が起こります。
・ロゴ同士が近すぎて融合してしまう
・ロゴ同士が近すぎて、関連性があると誤解されてしまう
・自社ロゴだけ余白が無いのでサイズが大きい

余白を例に出しましたが、色・形・レイアウトなどでも同じく想定外は起こりますので、これらを抑制する力があるというのもロゴガイドラインのメリットといえます。

まとめ

・ロゴガイドラインとは、ブランドの顔であるロゴの使用ルールを設けた説明書
・ガイドラインを通じて多くの使用者へ意思を伝え、コミュニケーションがとれる
・ルールを設けることで「想定外のかたち」での使用を抑制することができる

今回は製作者視点から、ロゴガイドラインのメリットをご紹介しました。
ロゴガイドラインがあれば、ロゴの使用ルールを具体的に定めることも、ルールを拡散することも容易です。
ロゴのみ制作するだけにとどまらず、ブランディングのためにもぜひロゴガイドラインの制作を検討してみてください。

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