着実に成長する!エンジニアのための学習ロードマップ
こんにちは!入社 2 ヶ月の新卒エンジニア、山谷です。
やっと社会人としての生活に慣れてきましたが、研修で毎日学ぶことばかりの毎日です。研修で先輩に教えていただいたエンジニアとしての学習方法を、私なりに整理してみました。
新卒エンジニアのための 6 ステップ学習法
1. わからないことを明確にする
学習の第一歩は、「何がわからないのか」を具体的にすることです。
実践ポイント:
- 自分の知識の「既知」と「未知」の境界線を明確にする
- 問題を小さく分解して具体的な疑問点を洗い出す
- 「〜とは何か?」「なぜ〜するのか?」「どうやって〜するのか?」という形で問いを立てる
2. リンクを元に問題を作成する
知識を定着させるには、受動的な情報収集だけでなく能動的な問題解決が必要です。
実践ポイント:
- 公式ドキュメント、チュートリアルや技術ブログから問題を作る
- ChatGPT などの AI ツールに参照元のリンクから問題作成を依頼する
例:
AIプロンプト例:
「servlet と jsp を使った java の開発を行っています。
JUnit5 について勉強しているのでそれについての問題を作成してほしいです。
簡単な穴埋め問題から徐々に穴の数を増やして難しくしてください。
問題数は 5 問でお願いします。」
3. 問題を解く
AI に作成してもらった問題を解くことで、知識を実践的に使う力を養います。
実践ポイント:
- 最初は簡単な問題から始め、徐々に難易度を上げる
- 解けない問題を明確化し、学習が必要な部分を洗い出す
4. 人に説明する
理解した内容を誰かに説明することで知識が定着します。
実践ポイント:
- 同期や先輩に説明する機会を作る
- わかりやすい例えを用いて説明する練習をする
- 説明できない部分は理解が不十分な証拠なので深堀をする
- 「なぜ」を繰り返し問いかけることで、より深い理解を目指す
5. サンプルコードをハンズオンで書いてみる
理論だけでなく、実践を通して学ぶことで定着が深まります。
実践ポイント:
- AI に生成してもらったサンプルコードを作成してもらう
- 一行ずつ理解してから写経する
- わからない概念は都度調べながら進める
6. 実際に作業を行う
最終的には実際のプロジェクトや課題に適用することで知識を定着させます。
実践ポイント:
- 日々の業務で発生する小さなタスクに積極的に挑戦する
- 趣味の個人プロジェクトで試してみる
この学習法のメリット
この 6 ステップ学習法には以下のメリットがあります:
- 体系的な理解: 概念を断片的ではなく全体像として捉えられる
- 能動的学習: 受け身ではなく、自ら考えて学ぶ姿勢が身につく
- 知識の定着: 複数の角度から理解することで長期記憶に残る
- 応用力の向上: 単なる暗記ではなく、実践的なスキルが身につく
- 効率的な学習: 時間を無駄にせず、効果的に技術を習得できる
まとめ
この学習方法は、新卒エンジニア、学生、そしてこれからエンジニアを目指す人にとって非常に有効です。特に、わからないことを明確にし、問題解決を通じて学ぶ姿勢は、エンジニアとしての成長に欠かせません。
ラクーンには、優しく親身に教えてくれる先輩がたくさんいます。わからないことをどんどん質問できる環境があり、一緒に働くエンジニアを募集しています!