第9回LT大会
こんにちは、たむらです。
先日第9回技術部LT大会を開催しました。今年度から1回の拘束時間を短くするために年3回の開催となっており、今回はその3回目となります。前回はライフハック系の「作った」トークが隆盛を極めましたが、果たして今回はどんなものが飛び出すでしょうか?
~発表されたLTタイトル~
「もっと早く知っておきたかったDDD」
「IPv6/IPoE + DS-Lite」
「最近のGroonga(ぐるんが)」
「業務に役立つHTML5の小ネタ集」
「Pythonで東証一部上場企業の株価と平均年収の関係を調べてみた」
「IFTTTを使ってみた」
「Terraformで快適インフライフ」
「スマホでRuby書いてみた」
「【作ってみた】 便利ツールいろいろ」
「審査AIの仕組み」
LTの様子・・・
いつものように写真を載せたいところなんですが、なんと発表を聴くのに夢中になり写真を撮るのを完全に忘れるという痛恨のミスをしましたすみません
そんな訳で今回は替わりにラクーンのLT大会のルールを紹介しちゃいます。
【LT大会ルール】
- テーマは、(1)業務に関係すること(2)技術に関係することのどちらかであればOK
- 全部員、年1回は発表する
- 発表準備に業務時間を4時間迄利用してOK(それ以上掛ける場合は業務に支障がないようにやる)
- 発表は5分。5分を超えると打ち切り
- プレゼンの練習も兼ねる
- 発表後、全員で投票し、最優秀発表者を決める
- 表彰あり(一位は賞金または技術サポート制度の上限上乗せ)
ルールで特徴的なのは5.のプレゼンの練習を兼ねているところでしょうか。エンジニアの中には人前で話すことを苦手に感じる人も多いかと思いますが、非エンジニアの方々と正しく仕様や要件をやり取りするためには、エンジニアも「人にものを伝える力」を磨く必要があると考えています。その為、発表者にはLTとはいえしっかり準備して臨んで貰いますし、発表後にはみんなからプレゼンのフィードバックをしてもらう形にしています。
結果
さて、第9回のみんなで選ぶ優秀発表者は、
1位:「業務に役立つHTML5の小ネタ集」
2位:「IPv6/IPoE + DS-Lite」
3位:「もっと早く知っておきたかったDDD」
となりました。
今回の1位は、「その業務で必要な機能、JavaScriptを使わなくてもHTML5で実現できるよ?」という明日から使えるTipsを集めたトークでした。スピーカーは新卒向けHTML/JavaScript研修を担当したり、勉強のためHTML5認定試験を受験中のエンジニアです。自分が学んだナレッジを仲間に共有し、みんながその恩恵に与れる、まさに理想的なチームナレッジの形ですよね。内容の有用性は勿論、LTの完成度も高く、今回ぶっちぎりの1位でした。
2位は、インフラ担当エンジニアによる自宅のインターネットが重い問題に対する解決策を紹介したお話、3位はドメイン駆動設計と実践を踏まえた効果について紹介したものでした。
毎回書いていますが、今回も幅広く非常に聴き応えのあるトークが出揃っていました。LT大会を始めて4~5年となりますが、プレゼンとしての質も高くなっており研修の効果も出ているのではないかと感じています。
次のLTでもどんなトークが聴けるのか今から楽しみです
それでは。