RACCOON TECH BLOG

株式会社ラクーンホールディングスのエンジニア/デザイナーから技術情報をはじめ、世の中のためになることや社内のことなどを発信してます。

【若いデザイナー向け】やったほうが成長に繋がることをご紹介!

皆さんお疲れ様です。
デザイン戦略部の楊です。
19年に新卒で入社して4年目になりました。
まだデザイナーとして経験が豊富とまでは言えないですが、ちょうど新人デザイナーからある程度まで成長してきた自分から、
新卒の時から、これをやって成長に繋がったことをお話しさせていただきます!
では、早速ご紹介いたします。

依頼者にヒヤリングする時にやったほうがいいこと

下記4つポイントを必ず聞く

様々な案件により、ヒヤリングの内容が変わってくるとは思いますが、最終的に下記の4つを把握することが重要だと思います。

  1. 現状の問題・課題
    依頼者は、何か問題があり、解決する手段としてバナーやチラシ、もしくはwebサイトを作りたくて、デザイナーに依頼しますので、
    まずは、クライアントの現状の問題・課題のヒヤリングをして、理解するところからが始まりです。
  2. 実現したい効果
    制作物に期待する効果は、課題やテーマと同様に何のための制作物なのかといいう方向性を決めるのに重要なポイントです。
  3. ターゲット
    ターゲット層を明確にすれば、デザインが変わってきます。伝えたい内容を確実に届けて、求める効果を得るためにも明確な設定が必要からです。
  4. 納品期限日
    チラシなら納品日、webサイトなら公開予定日などを必ず確認しましょう。
    その日から逆算していつまでに何をする必要があるか、工数のスケジュールを組みます。
    こちらから制作にかかる期間の目安を前もってお伝えすると、依頼者も安心できますし、これから仕事での信頼関係の構築にも影響してきますので、是非意識をしたほうがいいと思います。

必要な時に、イメージを作ってヒヤリングする

ヒヤリングする際に、依頼者にイメージを伝えることはとても大切です。
たまに、言葉だけではお互いのイメージに差が出る場合あります。
例えば、「かっこいい」や「かわいい」という言葉を聞いても、人によってイメージするものはそれぞれだからです。
どんな人でもイメージを直接理解して、話しが展開しやすくするためには、依頼者の依頼概要から、大雑把なイメージを作って、それをもって、ヒヤリングしに行くのが効率的です。

情報設計(ワイヤーフレーム)する時にやったほうがいいこと

依頼者の原稿のままに作らない

依頼者の原稿に引っ張られすぎず、これよりもっと分かりやすい伝え方や構成方法を考えて、一番良いデザインを作ることが目的です。
そもそも情報設計では伝えたい部分の優先順位を考えることが大切ですので、一番正しい答えは依頼者が持っていることに限りません。
原稿と違った案も作ってみて、原稿と比較しながら答えを出すといいかもしれません。

良いか悪いかを考える前に提案する

若いデザイナーでも、ただ依頼者の要望を聞くだけでなく、先導していく意識や姿勢は成長に大切だと思います。
最初は事業内容に対して理解していないところがたくさんあって、提案する自信がないかもしれませんが、ラクーンは間違っても怒ったり責めるようなことはない職場だと個人的には感じていて、たくさん質問をして、自分なりに提案しても全く問題はありません。
逆に、指摘されることで事業に対する理解度が高まるので、成長期においではプラスになる行動だと思います。

時間をかけてワイヤーフレームを作らない。

自分は最初、ワイヤーフレームを作成する時に、コンセプトを表現するようなデザインにするにはどうすればいいかということによく悩み、上手くできなかった経験があります。そうすると、時間だけが過ぎてしまいます。
ワイヤーフレームはデザインを表現するものではなく、情報設計のために作るものですので、なるべくデザインに時間をかけないことを意識しましょう。

ラフ案を作る時にやったほうがいいこと

紙に書いてみる

デザインのプロセスの中でもアナログなラフ描きが欠かせません。パソコンより、紙のほうがアイディアを形にする時間がかからないので、デザイン力の向上に繋がると思います。
ちなみに、ワイヤーフレームを作る時にも同じことが言えます。

過去のボツ案を消さない

デザインの修正をする時は、新しいアートボードにコピーして修正しましょう。なぜなら、「ボツ案の保管」は勉強の一環として重要だと思います。
それに、制作した時は問題ないと思っていたクリエイティブも、時間を置いて見直すと結構な頻度で問題点が見つかり、デザインレビュー中にボツにしたデザイン案も議論に上がることがあるからです。特に手間はかからないですし、習慣付けると、今後助かる時もあるかと思います。

デザインカンプを作る時にやったほうがいいこと

そもそもデザインの上達には経験と時間の重なりが必要だと思いますが、最初からやれること、もしくはやったほうがいいことをご紹介します。

過去の似たような依頼を探して、それを参考にしてみる

仕事においでは効率が高いやり方ですし、それだけではなく、過去の成果物からは学べることも多く、模倣も有効な勉強方法の1つだと思うからです。

デザインチェックするために何度も印刷しよう。

コロナ前に入社して、最初は毎日会社に来ていましたので、デザインを印刷して確認できました。
特に紙類のデザインだと、パソコンの画面では良さそうに見えても、印刷したら、色々な問題点に気付くことがよくありました。
特に以下の2点に気付きます。
1つ目:文字のサイズ
実際のサイズで見てみると、キャッチコピーが思ったよりも小さくて目立たなかったり、文章が小さくて読みづらかったりします。
2つ目:レイアウト
パソコンではぎっしり詰まったレイアウトだと思っていても、いざプリントアウトすると全体的にスカスカして、物足りないレイアウトだったりしました。
なので、チラシを完成させるのに印刷することをおすすめします。
ある程度レイアウトができたら、チラシを印刷して、壁などに貼って、少し離れて眺めてみるといいと思います。
これは経験があるデザイナーになっても、やったほうがいいことだと思います。

以上で、私から若いデザイナーたちに紹介したい方法でした。
もし興味があれば、是非試してみて、スキルアップできる方法を一緒に模索していきましょう。

一緒にラクーンのサービスを作りませんか? 採用情報を詳しく見る

関連記事

運営会社:株式会社ラクーンホールディングス(c)2000 RACCOON HOLDINGS, Inc